介護事業所で必要なパワハラ対策とは!?
介護現場では、近年、利用者や家族からのカスタマーハラスメントが問題視されていますが、職場でのパワーハラスメント(以下、「パワハラ」)に対する相談件数についても大幅に増加しており、パワハラ対策が急務となっています。「令和5年度の都道府県労働局雇用環境・均等部(室)における雇用均等関係法令の施行状況について」によると、パワハラ防止法として制定された労働施策総合推進法に関連する相談件数は、62,863件(前年度比23.6%増)発生し、パワハラに関する相談が最多でした。また、違反による是正指導件数も前年の2,546件から3,746件へと約1.5倍に増加しています。