サロンの利益は生産性向上から! 全メニューを規定時間内に終わられるよう徹底
競合激化と低価格化が進むなか、サロンが利益を確保するには生産性を向上させることが欠かせません。では、ひとくちに生産性をアップさせるといっても、どのようなことを行えばいいのでしょう?
東京都内で4店舗のサロンを経営するKさんに生産性を上げる取り組みをうかがいました。
東京都内で4店舗のサロンを経営するKさんに生産性を上げる取り組みをうかがいました。
Kさんは生産性を考える際、時間をひとつの大きな要素ととらえています。そのためサロンではすべてのメニューに規定時間を設け、終わりの時間から計算して予約を取り、すべて予約内で終わらせるように徹底しています。
Kさんのサロンでは、お客さまが求める優先順位を以下のように考えています。
1.上手くて早い
2.下手で早い
3.上手くて遅い
4.下手で遅い
もちろん、下手といってもお客さまにはわからない、技術者だから気付くというレベルです。ここでサロンでは時間内でしっかりと終わらせることを重視。全メニューに規定時間を設けています。
スタッフは毎日、お客さまの入退店時間や誰が担当してどのメニューを施術したのかを報告。時間通りに施術しているかをチェックし、スタッフ全員が同じ品質で同じ時間で終えられるよう目指しているのです。
時間内に施術を終わらせるために、サロンでのお客さまとの会話は、ヘアやファッションといった美容に関すること以外は、極端な話、しなくてもいいと教育。美容師としてお客さまから信頼されるためには、美容の話をすることが望ましく、お客さまも美容に関する話を求めているからです。
美容の話に集中すると、自然と店販やプラスメニューの話題になります。その結果、アシスタントで店販20万円、プラスメニューも含めれば50万円を売り上げることもあり、生産性の向上をもたらしています。
そのため、サロントリートメントよりは店販を優先。サロントリートメントによる目先の売上よりも、お客さまがサロンに来店していないときでもキレイでいられることを考え、同料金の店販を勧めるようにしています。そうすることで、お客さまと信頼関係が生まれ、売上アップと生産性向上をもたらすのです。
となりのヘアサロン
【記事提供元】
サロンオーナー2015年4月号(理美容教育出版)
Kさんのサロンでは、お客さまが求める優先順位を以下のように考えています。
1.上手くて早い
2.下手で早い
3.上手くて遅い
4.下手で遅い
もちろん、下手といってもお客さまにはわからない、技術者だから気付くというレベルです。ここでサロンでは時間内でしっかりと終わらせることを重視。全メニューに規定時間を設けています。
スタッフは毎日、お客さまの入退店時間や誰が担当してどのメニューを施術したのかを報告。時間通りに施術しているかをチェックし、スタッフ全員が同じ品質で同じ時間で終えられるよう目指しているのです。
時間内に施術を終わらせるために、サロンでのお客さまとの会話は、ヘアやファッションといった美容に関すること以外は、極端な話、しなくてもいいと教育。美容師としてお客さまから信頼されるためには、美容の話をすることが望ましく、お客さまも美容に関する話を求めているからです。
美容の話に集中すると、自然と店販やプラスメニューの話題になります。その結果、アシスタントで店販20万円、プラスメニューも含めれば50万円を売り上げることもあり、生産性の向上をもたらしています。
そのため、サロントリートメントよりは店販を優先。サロントリートメントによる目先の売上よりも、お客さまがサロンに来店していないときでもキレイでいられることを考え、同料金の店販を勧めるようにしています。そうすることで、お客さまと信頼関係が生まれ、売上アップと生産性向上をもたらすのです。
となりのヘアサロン
【記事提供元】
サロンオーナー2015年4月号(理美容教育出版)